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Fate/stay night GAME REVIEW Vol.4
では、これで『Fate/stay night』のゲームレビューは最後です。

このゲームをやっていない方は、やってみて、

その後にこのレビューを読んでいただけたら、嬉しいです。
僕は『答え』のあるものが好きなんです。

小説にしても漫画にしても音楽にしても芸術にしても、

作者の導き出した『答え』を見たい。

その出した『答え』に、受け手がどう解釈しようがかまわないと思うのです。

何のためにその作品があるのか。

受け手に委ねて答えがないものというのは、エゴだと思うんです。


この『Fate/stay night』も受け手に委ねる部分は確かにあります。

とはいえ、この作品は作者の自己中的世界観丸出しなものですね。

非現実的な部分を既成事実というように、後から後から披露して、
『これはこういうことです。』『あの時ああ言っていたのはこういうことなんです。』と、後手後手に解説する部分は確かに手法としては好ましくありません。

受け手に委ねるというよりも、世界観の押し売り状態。

けれど、このゲームには作者の圧倒的なメッセージが込められています。


『自分が知りうるかぎりの世界では、誰にも涙して欲しくなかった』


主人公、衛宮士郎が望むものは、『この世、全ての救済』と呼べるものでした。

自分のことよりも、他者の幸福を願い、救済を遂行する。

しかし、何を救おうと救われないものは出てきてしまう。新しい争いは生まれてしまう。

そして衛宮士郎が望んだ理想は、全てを救おうとして全てを無くしてしまう。

誰もが幸福であるということを望んでいるだけなのに、それが叶えられることはない。

それなら、せめて一つを犠牲にして、より多くのものを助け出すことこそが正しい。

衛宮士郎の理想の具現となった英霊も、結局は絶望に嘆く人々を救うわけではなく、世界に害を及ぼすものたちを駆除する掃除屋と同義となってしまった。

結局、世界は救われないのならば、そんな理想を掲げて、死にたがりのように生きているのなら、いっそ存在しない方がよい・・・・・



それでも、

叶わない夢、有り得ない理想だからこそ、追うのだ、と。

誰もが幸せであってほしいと。

その感情は誰もが想う理想だ。

でも、その理想は


『決して、間違いなんかじゃないんだから・・・!』



と衛宮士郎は『答え』を導き出します。

この答えの行程に至るまでの経緯が凄く良い。

この『Fate/stay night』で伝えたいことの肝だと思います。

だからこのシナリオ、"Unlimited Blade Works"が一番好きです。

音楽が『エミヤ』に切り替わる瞬間からゾクゾクきますね。


その他のシナリオも書き綴りたい部分はありますが、

長くなりすぎちゃうので、この辺で。

総評:★★★★

ビジュアルノベルということで、読ませるシステム云々もさることながら、絵とテキストを魅せる演出が光りますね。

テキストも作者の知識量と筆力に脱帽。

とはいえ、『きのこラック』はあまり発動してほしくないですね。

次作では。
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【2007/06/04 02:27 】 | Fate/stay night | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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