スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:-- 】 | スポンサー広告 | page top↑
Fate/stay night GAME REVIEW Vol.3
『Fate/stay night』『シナリオ』について、です。

このゲームのシナリオを書いている方は、奈須きのこさん。

Type-Moon作品すべてのシナリオライターさんですね。


この人の文章は、『読みにくい』『分かりづらい』と敬遠する否定派な人もいるし、『(テキストが)独特で味がある』『漢らしいセリフがかっこいい』というように受け入れる肯定派もいます。

つまり二分化されるような作家さんなんですね。


では何が独特なのか?
(ゲーム内容としてではなく、テキストとして)


どんなシナリオライターさんでも小説家でも、セオリーはあれ、それぞれの個性的な文章で読み手に訴えます。


奈須きのこさんの場合はどうでしょうか??


奈須きのこさんは、キャラクター設定世界観の構築がまず先にあるのでは、と思います。

とはいえ、テキストを書いていく段階で設定を作り上げているところも見受けられます。

元となる主題はあるものの、書いていく内に派生・分岐していく。だから書いていく内に矛盾点も浮かび上がってくる。その矛盾点をクリアにしていく・・・・・。

どんどん増えていくテキスト量・・・・・といった感じ。


一つの話の中で、テキストがやたら長いとか、説明がやけに細かいと感じさせるものは、万人受けしづらいと思います。

カルト的になってしまって、一部の人にしか受け入れ難くなってしまう。


しかし、そこは絵でカバー!!!


小説におけるテキストは文字でしか読者に伝えられませんが、ビジュアルノベルとなると、絵もひとつの武器(表現)になります。

まわりくどいテキストや、ダラッとしたところは立ち絵の多彩さでカバーしているように思えました。

ビジュアルノベルでなければ、奈須きのこさんの作品は受け入れられなかったのでは?と思います。


奈須きのこさんは、神話をフィーチャーした歴史ファンタジー、特に戦闘もので描くことを得意としていると思います。

神話における『神』『英雄』『聖剣』など、これらについての記述がやけに詳しい。

だから、戦闘シーンに突入すると、途端に文体が変わる

作家が変わったのか?と思うくらいの変容です。


だから、こういったビジュアルノベルのある意味本分である、日常の描写が妙にまったりとしている。

文章に力が入っていないことが見てとれます。


とはいえ、戦闘シーンの記述には目を見張るものがあります。


古典語が現れたり、文章を区切り区切りにして疾走感を見せる。

ピントが合うところで、格好いい、『漢』らしいセリフを言わせる。

戦闘シーンにおいてもやたら長いテキストがあったりしますが、概ねその長いテキストに熱を奪われず、のめりこんで読めます。


独自の世界観を披露しすぎて恣意的(自己中心)な作家さんだとは思いますが、得意分野でのテキストは説得力があります。


ま、いいかげん同じ作品で売り続けるのはやめてほしいところではありますが・・・・・。

新作マダーーーー??


では、次回は『Fate/stay night』のネタバレレビューをお届け。
スポンサーサイト
【2007/06/04 02:26 】 | Fate/stay night | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
<<Fate/stay night GAME REVIEW Vol.4 | ホーム | Fate/stay night GAME REVIEW Vol.2>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。